今日(22日)の産経新聞「正論」に政治評論家の
屋山太郎氏が、大洗町の教科書問題についてコメントしている。
『大洗町教委に対して県教委は「歴史だけの自前は許さない。自前にするなら全教科書だ」と言っているという。教委の熱意を無視して画一化のワクにはめようというものに、地方分権を語る資格は無い』と書かれてあった。まったくその通りだと思う。これは大洗町教育委員会に対する不当な圧力であると感じた。
早速その点を正すべく
文部科学省に電話したがはっきりした返事は無かった。ただ、今の採択制度に、教育委員会の採択権を阻害する矛盾があることを認めた。
県教委は屋山氏の言う声明は出してないとの返事だった。しかし、個人的な圧力があったものと思われる。教科書無償配布の法律と採択制度の法律は別々のものであり、それを恣意的に解釈して
「自前にするなら全教科だ」とした考えは既得権益擁護にほかならない。決して
既得権益擁護の圧力によって、大洗町教育委員会の
採択権を奪ってはならない。