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【日本政策研究センターオフィシャルWEB週刊ニュース】より転載 ■皇位継承問題「長子優先」案が ダメな3つの理由 「皇室典範に関する有識者会議」の吉川座長は、三笠宮寛仁親王殿下の御発言について「それによって、どうということはない」と会議への影響を否定し、女性・女系天皇を容認する考えを強調。小泉首相も、有識者会議の姿勢を支持する考えを示した。 有識者会議がこれまで皇室の御意向を聴いてこなかったこと自体、思い上がりも甚だしいと言わざるを得ないのに、殿下の御発言を受けてもなお、会議への影響は「どうということはない」とは、いったいどういうつもりなのか。結局、彼らは「有識者」でも何でもなく、「小泉チルドレン」あるいは「偉大なイエスマン」と厚顔無恥にも公言して憚らない武部幹事長と同じということなのだろうか。 しかも、第15回会合では、皇位継承順位は女性・女系天皇を容認した上で、男女を問わず「長子優先」の方向で調整することになったという。 ちなみに、「長子優先」案で調整することになった理由は、 「①性別による区別をしない考え方が一般的に なっている ②出生順に継承順位が決まり分かりやすい ③養育の方針や国民の期待なども早期に定 まり円滑な皇位継承ができる」(日経新聞11月8日)という理屈がつけられている。これも言語道断である。 理由①の「性別による区別をしない」というのは、これまでも繰り返し述べてきたように、要するに一般国民並みの「男女平等原則」を皇室にも適用するというもので、皇室を一般国民並に引き下げようとする、きわめて品の悪い発想だ。天皇・皇室という御存在は、長い歴史と伝統の中で培われた権威や徳性を保持され、またそれゆえに日本国民の尊敬・敬意を受けてこられた。われわれ国民がこれからも天皇・皇室という御存在を「日本国民統合の象徴」として大切にしようとするならば、決してわれわれと同じ次元に引き下げて考えてはならない。 また、(理由②)「分かりやすい」というけれども、先に生まれたのであれば男女どちらでも皇位につくことができるというのは、皇位継承の歴史から最も遠い発想である。歴史を振り返ってみるならば、推古天皇以来、八方十代の女性天皇はおられたが、これはあくまでも例外的な継承であった。しかも、女性天皇が御在位の間に結婚されたり、子をもうけられたという例は一例もない。にもかかわらず、男女を問わず長子を優先するということになると、そうした伝統は根底から覆される。 さらに、(理由③)「養育の方針や国民の期待なども早期に定まり円滑な皇位継承ができる」などと尤もらしくいうが、それではこれまで皇太子殿下に続く皇位継承者として養育され、早くから国民の期待を受けてきた秋篠宮殿下のお立場はどうなるのだ。長子優先が認められれば、皇位継承順位第2位は、法改正の瞬間いきなり愛子内親王殿下ということになり、現在2位の秋篠宮殿下は3位に下がられることになる。この点を、きもの和文化プロデューサーの長根英樹氏は、次のように厳しく批判している。「生まれたときから継承順位第2位の立場にあり、いつ何時、皇位を継ぐかもしれぬ覚悟と重責を背負ってきた秋篠宮殿下と、またそうした期待のもとに何十年もの歳月を経てきた皇室と国民の営みをないがしろにする」と(朝日新聞10月28日付)。 結局、有識者会議の挙げる理由など単なる屁理屈で、有史以来の歴史を背景とする皇位継承の重大さに思いを致したものではないことは明らかである。皇室の御意向をきちんと伺うべきだし、国会議員や国民の意見もきちんと聴いて、議論をもっと掘り下げるべきであり、小泉首相は来年の通常国への改正案の提出を延期すべきである。 〔詳しくは下記へ〕 日本政策研究センターオフィシャルWEB週刊ニュース …………………………………………………………………… 【長根 英樹 さん 天皇の子供が天皇になって、なぜいけない?】より転載 ■なぜ、「天皇の子が天皇になれな いのか」 「天皇の子を天皇にすることをしな かったのか」 この訳、文化的な意味を説明すること。 なぜ皇太子殿下の後が敬宮殿下ではなく、秋篠宮殿下なのかを説明すること。 すなわち、なぜ「直系継承」ではなく「系統継承」なのか。 今回の「女性・女系天皇論」は非常に単純で、欧州王室で一般的な「直系継承」方式に変えようということです。 「女性・女系天皇論」に対しては様々な観点から反論がなされていますが、 (・別系統に移り王朝交替になる。 ・皇位の簒奪、乗っ取り、外部からの影響行使に繋がる。 ・先祖、子孫の概念がねずみ算的に拡散する。 ・ローマ法王、英国国王と並ぶ3大権威、世界的な地位が低下する。 などなど) 制度論それ自体としては既に欧州諸国での実績がある方法ですので、こうし た観点からの反論や海外の評価を基準にする他律的な論証では説得力を得ない様に思います。 (例えるなら「将棋」も「チェス」もそれぞれにルールとして破綻なく確立 されており、ルール自体が問題なのではなく、ルールの背景にある文化、 精神性の面で、受け止め方に違いがあるという感じです。) これに対して、日本の皇室における伝統的な男系継承、万世一系は「系統継承」となります。 (「系統継承」は、初代が男性か女性かによって、男系男子を基本とする男 系継承と、女系女子を基本とする女系継承の2種類があります。 「男系継承」vs「女性・女系天皇」という現在の構図は、ゆがめられた対 比の構図であり、本質は「直系継承」か「系統継承」かにあると思います。) ★そもそも「系統継承」と「直系継承」の違いとは。 「系統継承」の文化的な意味、日本の文化、和の心と「系統継承」との関連について。 こうした「系統継承」の伝統に込められた文化的な価値こそが、皇位継承問題、今後の国のあり方に関する本質的な議論に結びつくものと考えます。 ◇ 「系統継承」は、 ・先祖、初代からの積み重ねを強く意識する継承方法 ・和の心、互助の精神を基礎とする継承方法 ・仁、無私の心を基礎とする自己抑制的な凛とした美学、精神に基づく 継承方法 ・皇室と国民との関係性に「連続性」を与え、長期的な関係性、強固な 関係性をつくっていく継承方法になると思います。 一方、「直系継承」は、 ・覇道的、単世代的、ドライ、契約社会的な継承方法であり、従来の 日本的な価値観、和の心にそぐわない継承方法となり、皇室の安定性、 皇室と国民との関係性を損なうことに繋がると思います。 〔詳しくは下記へ〕 長根 英樹 さん 天皇の子供が天皇になって、なぜいけない?(11月13日) 今すぐ抗議のメールを出そう! 内閣官房・「皇室典範に関する有識者会議」
by hagukumukai
| 2005-11-14 00:13
| 皇室
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