(終戦の年の御製)
爆撃に たふれゆく民の 上をおもひ いくさとめけり 身はいかならむとも
天皇陛下の心を我が心とすることが、日本の心を育むことになるのではないでしょうか。御製にこそ天皇陛下の心が映し出されていると信じます。
昭和30年9月4日、マッカーサー元帥は日米安保条約の改定問題で訪米した外相重光葵と会ったのち、記者会見の席上で、天皇が第一回会見のさいに次のように述べた、と披露した
。『私は、戦争遂行の過程で発生したすべての事態に全責任を負う。私は、日本の全指揮官として全政治家の行動にも責任を負う。私の運命にかんする貴下の判断がどのようなものにせよ、それを下していただきたい。私は全責任を負うものである』マッカーサー元帥は、天皇の発言に驚き感動して
、「私は彼にキスしたい気持ちだった」と、記者団に語った。