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御 製(昭和22年島根県) 老人を わかき田子らの たすけあひて いそしむすがた たふとしとみし 昭和22年11月29日鳥取県から島根県に入っても冷雨は降りしきり、止みそうもない。安木、揖屋を経て松江市奉迎場に至る。この奉迎場の様子を地元の新聞は、次のように報じた。 『2万の大群衆は降りしぶく雨の中にずぶ濡れであったが、誰一人傘をさそうとする者はなかった。陛下は市民の熱狂に応えて御帽子を何度も何度も振られるが、その袖口から容赦なく雨が降りかかり、ズボンも靴も泥濘にまみれていた』と伝える。 伊波野村では、湿田の裏作のための高畝作りの作業を天覧になられた。この時、農業会長は村人の中に交じって働いている一老夫を指して、『彼はわが子を二人戦場に失って他に働き手はありません。しかし、少しも屈することなく、老体をひっさげて働いてをります。村人も挙って彼らを助けいたはってをります。』と言上した。 陛下は彼らを近く召されて御慰めの御言葉を賜ったが、島根県の御巡幸を終えられ、山口県へ入られる時に侍従を通じて、次のような御言葉があった。 『この度は大事な息子を失いながら、猶屈せずに食糧増産に懸命に努力する老農の姿を見、一方又、これを助ける青年男女の働きぶりを見て、まことに心うたれるものがあった。このやうな涙ぐましい農民の努力に対しては深い感動を覚える。いろいろ苦しいこともあらうが、努力を続けて貰いたい。』 後日、陛下より賜ったのが先の御製であった。常に国民と共にあるというお姿がひしひしと伝わってまいります。
by hagukumukai
| 2005-06-03 20:20
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